2月度総括

なんていうと大げさやけど。

大雪は2回、それとちょっと積もるぐらいのやつが何回か。ある晩にはかまくらを庭に発見した。

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現場の方は順調に進み、他の現場の竣工図も書き終わった。塗装、左官それぞれの社長とゆっくりとあれこれ話もできた。写真を整理して、検査の予定をそろそろ立てる。施工の通学が始まって火曜午後はF市に通っている。

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芸大の方は4-3、4-4で駅の設計をした。円堀込みとスロープ。断面パース。図面とイメージと現実というレイヤーの重なり合いがこの4で親密さを増して、これは大きな変化だった。一度文体が構築されればそれは何をしていようが常に働くと中井久夫は言ったが、私の方は空間言語ながらこれとまったく同じことだと感じている。彼が文体を獲得したのが30前後という話だったから、かの天才にたったの10年しか遅れをとっていないというのはナカナカ大したものだと独りごち。

今後は真横、中、上なんかの視点を増やすのと生成変化の引き出しを増やすというのをやりたい。愚作の量産体制。3/12に肥後橋のI先生事務所に行く予定。

卒制は停止中。3月に再起動すること。

家の方ではしばらくやりたかったカウンター兼食器棚を作った。写真では満足げに黒ビールが置いてあるな。

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2月全体としてはある程度の流れのようなものができたと思う。読みたかった本も読んだし。今後はそこから零れ落ちた卒業制作の再起動をしつつ、さらに自動的に進む感じの流れへと設計変更だ。

そもそもの話としての全体方針については、自分の方でというよりはむしろ内外それぞれの流れに沿って、とこれまで考えてやってきた。内力の大きくなるのを感じつつも、今後は外力の増大が予定されているため(7月にはその第2波が来る)、舵取り役にはその明確な方針とコンパスがあらかじめ必要になるだろう。

そういうわけで内的オリエンテーションを3月中に、という考え。

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塩豆大福はうまいと思う。