去年の11月、1-1があった。
そこでは増沢洵の「最小限住居」図面のトレースをした。
そのときに次は模型制作をやるよ、とアナウンスがあって楽しみにしていた。そしてそれが昨日あった。
制作途中のようすはこちら。
いやー楽しかった。
おつかれ!
最小限住居については1-1-3でK氏からレクをいただいた。戦後の材木不足、それを受けての規制とそこからの問題解決の提示。清家清氏や池辺陽氏や増沢氏たちがこういうトレンドをつくっていった。
その界隈の話はこちらにも詳しい。
九坪ハウス考 | 五十嵐太郎 ‹ Issue No.30 ‹ 『10+1』 DATABASE | テンプラスワン・データベース
孫引きしよう。
敷地に対してどう解決するかということよりもむしろ逆に、どんな処にでも建てられる家といったものを(物干も含めて)目標にして、その方向へそれまで学んできたことを集注した。その結果、建物そのものには時間をかけて設計したが、その反面、周囲の環境とか、敷地をゆっくり眺める余裕を失い、この大切な過程を深く考えずに終ったので、道からのアプローチとか、積極的な土地の利用といった点は曖昧になってしまった。
(増沢洵「敷地と建物の関係」『新建築』一九五七年三月号、新建築社)
いいよねー
実際これで十分やもんね!
影響を受けていこう。